軽バンの車種選定

 先日も書きましたが、日本一周は軽バンを改造した簡易キャンピングカーで行く事を考えています。 そこで、次のミッションは、旅の相棒の選定です。
 今後、同じ様な検討をされる方の参考になればと思い、また私自身の備忘の為、検討の経緯を本ブログに認める事にしました。

N-VAN、エブリィワゴン、アトレーの3択です

 軽バンとは言っても、それなりに内装の良い車にしたいですよね。
 それと、やはり長距離を走るので、運転していて疲れない車を選びたい。
 そうすると、見出しの通り、N-VAN、エブリィワゴン、アトレーの3択になりそうです。
 それぞれに長所短所が有りますが、カタログやYouTubeの情報を基に、私なりの長短をイメージしてみました。

N-VAN(ホンダ)

 何と言っても、ほぼ完全フラットな荷室と、他の2車種を上回る燃費が魅力です。
 助手席すらもフラットに出来、長大なフラット空間が得られます。 これは魅力ですよね。
 また、低床設計の為、室内空間の高さ方向が、他の2車種より大きい様です。 車内で着替えたりするのに適しています。 そこそこ、社内で生活する事を考えると、これは魅力です。
 ただ、運転席以外のシートは、ほぼ人が乗る事を考えていない作りとの事。 これは頂けないですよね。
 一応、前提条件として、私一人の旅の予定ですので、関係無いと言ってしまえばそれまでですが・・・常に一人しか乗らないって事でも無いと思うので、やっぱり考えちゃいますよね。
 更に、後席の窓がポップアップ式になっており、大きくは開きません。 換気が難しそうです。
 それと、ガソリンタンクが小さいんですよ。 27リットルだそうです。 他の車種より10リットルも少ない。 頻繁に給油しなければならないとすれば、やはりマイナスポイントと言う事になります。

エブリィワゴン(スズキ)

 この車は、長くキャンピングカーのベース車両に使われていますし、燃費以外に悪い評価も少ないです。
 正直に言って、アトレーが新型になるまでは、ほぼ、この車一択でした。 何せワゴンですので、そもそも乗用車でありながら、広大な荷室空間はバンと同等。 荷室側シート(2列目)を折り畳んだ時に段差が出来ますが、諸先輩の情報では容易に克服出来そうです。
 後席を折り畳んだ荷室の長さも十分である事に加え、助手席が前に倒れるので、諸先輩はテーブルの様に使ったり、ベッドスペースを延長したりして使っている様です。 これは魅力です。
 走りの方は、ターボ仕様ですし、悪くはなさそうです。 ですが、4速ATと言う点が気になります。 これは、実際に試乗させて貰って確認するしかなさそうです。

アトレー(ダイハツ)

 この車は、昨年(2021年)末に新型が発表され、3車種の中で最新のモデルです。
 新型になる前は乗用車(5ナンバー)だったのですが、今回からバン(4ナンバー)に変更されました。 ですが、完全な軽バンのハイゼットより、内外装をグレードアップし、薄めのシートで有る事以外、最早乗用車と言って差し支えない仕様になっています。 荷室の広さも、ハイゼット(或いはエブリィ)と余り変わりません。
 この車だけは、試乗させて貰いました。 いや~、新開発のCVTは良かったです。 シームレスで力強い走りだと感じました。
 運転席シートの座り心地もまずますで、長距離運転も苦にならない感じでした。 ただ、後席のシートは、先程も申し上げたように薄めのシートで有り、且つ狭いので、長距離には使えない感じでしたね。 ですが、薄いが故に、折り畳んでしまえば、荷室はほぼフラットになります。 ここは、エブリィワゴンとの大きな違いです。
 一方で、助手席が前倒し出来ない、後席の窓がポップアップ式などの点がマイナス点でしょうか。

 いや~、悩みますね。 それぞれに一長一短有りですので、最終的に自分が何を優先し何を諦めるのか・・・なのでしょうが。
 何か購入を検討する時って、悩んでいる時が一番楽しいですよね。 正に今がその時です。
 次回は、もう少し定量的に3車種の比較検討をしてみたいと思っています。 出来れば、N-VANとエブリィワゴンの試乗もしてみたいと考えています。

次回に続く

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